校内研究会の実施~先生たちも学び合い~
- 公開日
- 2025/05/30
- 更新日
- 2025/05/30
日記
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5月29日(木)の午後より、嶺南教育事務所や町教育委員会、他校の先生方をお招きし、校内研究会(いわゆる先生たちの学び合いの会)を実施しました。
研究授業として公開したのは、6限目の1年保健体育科・2年家庭科・3年国語科の3つです。
1年保健体育科は、グラウンドにてリレーにおけるパトンパスの練習に取り組みました。
4人一組の400mリレーで、スムーズなバトンパスによっていかにタイムを縮めるかが学習課題です。「ペア練習→グループ練習→試行→反省・協議→再試行→振り返り」の学習過程の中で、協働して課題解決に向かう1年生の姿がうかがえました。「探究的な学び」の場の設定は、やはり普段の授業から大切です。
2年家庭科は、「衣服の手入れ」を考える学習です。
普段着用する様々な衣服を少しでも長持ちさせるためにはどうしたらよいか。汚れや傷みが生じたときの適切な対応を学ぶとともに、カードゲームを交えてよりよい手入れの方法を習得していく2年生の姿がうかがえました。笑顔で学習活動に取り組む2年生を見ると、「楽しむ教育」こそ授業の基本(子どもを主語にした学び)と感じさせられました。
3年国語科は、戦国時代を舞台にした物語「形」を読んで、主人公の考えを捉える学習です。
個別学習→ペア学習→グループ学習を通して個人の考えを確立し、最後は全体で意見共有して学びを深めていく授業でした。ここで重宝するのはICTです。学習用具の一つとしてタブレット端末を駆使し、学習課題に粘り強く取り組む3年生の姿がうかがえました。「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」を図る上で、授業におけるICT活用は欠かせません。
以上、3つの公開授業では、いずれも主体的に学ぼうとする生徒の姿を垣間見ることができました。今回の校内研究会を機に、本校のあらゆる授業や教育活動を通して「主体的に学ぶ生徒」を育成していけるよう先生チームも「願生り」ます。