本日は、2学期期末テストの初日となりました。

　ということで、今朝の朝読書タイムはどの学年もテスト勉強タイムに変更。貴重な10分間だけに、どの学年の教室も静まりかえった状態で、生徒は黙々と教科書やノート、学習ワークなどを見返していました。とはいえ、中には友達と予想問題を出し合って答えを確認し合う様子も…これも日頃の学び合い・協働学習の成果とも言えるでしょう。また、先日の全校朝礼にて生徒の皆さんに伝えた「テストに向けての心がけ」の一つ「仲間と共に励まし合いながら取り組むこと」を実践しているとも言えます。

　さて、本日のテストですが、1年生は「理科・数学・英語」、2年生は「社会・理科・国語」、3年生は「国語・英語・算数」の3教科にそれぞれ挑みました。1限目のスタートは8:35。途中からですが、各学年の教室を見て回りました。

　ある教室では、テスト監督の先生から「残りの時間はあと10分です。まだ最後までいっていない人もいますが、必ず解ける問題があります。落ち着いて最後まで取り組みましょう」との言葉が。もしや朝一発目のテストということで、頭の中がまだフル回転していないのでは…と心配をしてしまいました。

　が、3年教室に入って生徒の様子を見たとたん安心しました。食い入るように問題用紙を見つめる姿からは高い集中力が、そしてあせらず一問一問解き進めていく姿からは落ち着きなどが感じられました。先日の食育学習で学んだ「1限目から頭脳が活発に働くよう朝食をしっかりととる。中でも大切なのは副菜。そうすれば身体が温まり、頭脳も活性化する！」ということを今朝も実行していた…のかもしれません。また、３年生は9～11月にかけて3回のテストを受けてきたので、今回も地に足着けて取り組むことができていたのではないでしょうか。

　もちろん1･2年教室でも「朝から全開！」とった生徒はたくさん見られましたが、とりわけ3年教室では全員がそのように感じました。いくつもの壁･山を乗り越えてきたからこその姿と言えるでしょう。

　さて、3教科のテストを終えた全校生徒ですが、本日は給食なしで11:50に下校となりました。明日は残る2教科のテストに臨みます。下校時の様子から、「早く帰宅して、明日に向けてのテスト勉強をしないと…」といった気持ちを垣間見ることができました。「時間を大切にする」という意識の表れですね。

　明日も準備万端・体調万全の状態で登校してくるであろう生徒の皆さんを、いつものように生徒玄関で迎えたいと思います。