本日は、2学期期末テストの2日目。全学年、それぞれ残る2教科のテストに挑みました。

　テスト2日目ということで、どの学年の生徒も力を使い果たさんとばかりに全力を発揮することができたようです。一通り解答した後、時間に余裕のある生徒は、時間いっぱい見直しをする姿もうかがえました。テストに取り組む際の時間配分が、上手くできるようになってきた証でしょう。

　さて、テストを終えた後の生徒の様子はいかに。

　4限目の授業。ある学年ではさっそくテスト返しが行われていました。テスト直しをしている生徒に声をかけてみたところ、「悔しいミスを犯してしまいました。しっかり見直しをしておくべきでした…」、「がんばってテスト勉強したんですが…」、「教科書や（学習）ワークをもっと丁寧に見直しておけばよかったです」、「テスト前だけでなく、毎日ちょっとずつ勉強しないと…」などなど、自分なりの反省の言葉が返ってきました。ぜひとも次のテストに生かしてもらいたいと思います。

　次に給食の時間。「テストを終えた後だけに、おいしいでしょう」と尋ねたところ、ある生徒からは「おとといの給食は味が全くしませんでした」との言葉が返ってきました。相当な緊張感を持ってテストに臨んだことが分かります。一方、「いつも（の給食）と変わりませんよ」という生徒も…。それはそれで、テストがあっても常に平常心でいられるという強みと受け止めました。また、「この後テスト（結果）が返ってくると思うとつらいです。ピンチです…」と言った生徒もいましたが、食欲には影響なさそうで「（おかずの）ハタハタ2匹では足りません！」とも。心配無用、たくましい限りです。

　さて、午後からの授業ですが、どの学年も気持ちを切り替えてそれぞれの学習活動に取り組んでいました。

　1年生は美術の授業で版画の制作。個々の進み具合に差はあるようですが、木彫りする生徒の姿からは丁寧さ、慎重さ、根気よさが感じられました。版画コンクールに出品するということもあるのでしょう。たいへん意欲的です。一人の生徒から「ブログに載せてほしいです」との要望を受けました。まだ制作途中でしたが、よほどの自信作なのでしょう。刷り上がりが楽しみです。

　2年生は総合的な学習の時間で、いつものようにグループ別での活動。「名田庄万博グループ」は、来る日曜日に開催される地域イベントに向けての準備を進めていました。考案した自然薯マスコットキャラクターの広報として、プレゼント（人形・キーホルダー・ステッカー・サイン）とくじ引きを完成させることができたようです。「自然グループ」は南川のゴミ調査へと出かけましたが、道中、川沿いのゴミが目立ったため、ゴミ拾い活動を実施することに。メンバーのふるさと愛をじました。「胃袋つかもうグループ」は商品開発に向けてまさにこれから…といったところでしょうか。これぞ探究です。

　3年生も総合的な学習の時間でしたが、明日の授業参観に向けてグループ別に発表準備を整えていました。詳細については明日のお楽しみ…ということです。来週には、１･２年生に向けた総合学習発表会を予定しています。昨年度から取り組んできた活動成果を披露してくれるものと思います。「名中のあこがれ」たるところが見られることを期待しています。

　期末テストは本日で終わりましたが、2学期はまだ1ヶ月あります。生徒の学びはまだまだ続きますが、その分、生徒の成長ぶりもまだまだ見続けることができそうです。