3年朝の読み聞かせ~たいせつなこと~
- 公開日
- 2025/10/02
- 更新日
- 2025/10/02
日記
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今日は、3年教室にて「朝の読み聞かせタイム」を実施。ボランティアの方に来校いただき、読み聞かせをお世話になりました。
今回準備いただいた本の題名は「たいせつなこと」。短い詩ということで、最初にあとがきを読んでくださり、作品に込められた作者のメッセージを3年生に伝えていただきました。しっとりとしたボランティアさんの読み声に、3年生も静まりかえって耳を傾けていました。
さて、詩の内容はというと…私たちが日常の中でよく目にする物の「特徴」を伝えつつ、その物にとって「何が大切か」を問いかける形で話が進んでいきます。「スプーンにとって大切なのは、上手に食べられること」「ヒナギクにとって大切なのは、白くあること」「雨にとって大切なのは、みずみずしく潤すこと」「草にとって大切なのは、輝く緑であること」「靴にとって大切なのは、あなたの足を大切に包むこと」…。
そして最後の語りは、「あなたにとって大切なのは、あなたがあなたであること」で締めくくられました。この言葉は、「あなた自身も特別な存在であり、ありのままであることこそが『大切なこと』なんだよ」という3年生へのメッセージと受け止められました。「自分らしく」いることの尊さを語りかける今回の読み聞かせを通して、3年生の皆さんも生きていく上で大切なことは何かを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
読み聞かせいただいたボランティアさんも、「やっぱり最後の部分がいちばん心に響きますよね」とお話しされました。今回は、本校教育目標のサブタイトル「自芯をもって自分らしく生きる」にちなんだ読み聞かせの本を選定いただいたことに感謝するばかりです。
9月に開催した学校祭テーマ「COLORFUL~個性全開!笑顔満載!」にも掲げたように、本校46名一人一人が「ありのままの自分を大切にして生きていく」ことができる…そんな名中を今後も目指したいと思います。