学校日記

朝の読み聞かせ~敬老の日にちなんで~

公開日
2025/09/17
更新日
2025/09/17

日記

 本校では2学期も引き続き、読書ボランティア(ブランケットファミリー)の方々にお世話になっての「朝の読み聞かせタイム」を毎週木曜日に実施しています。

 先週の木曜日(9/11)は、3年生を対象に1冊の絵本を読み聞かせしていただきました。

 絵本の題名は「おじいちゃんのごくらくごくらく」。

 主人公のゆうたは、お風呂が大好きで「極楽、極楽」が口癖のおじいちゃんと愛情あふれる日々を送っていましたが、そのおじいちゃんが入院し、亡くなってしまいます。ゆうたはおじいちゃんとの合言葉「極楽、極楽」を胸に、おじいちゃんとの思い出を大切にしながら成長していく…そんな家族の絆と命の温かさを描いた作品です。

 本の内容についてボランティアの方とお話したところ、「敬老の日(9/15)が近いので、ちょうどいいかなって思って選んできました」とおっしゃいました。今回の読み聞かせ「おじいちゃんのごくらくごくらく」は、3年生にとってきっと自分の家庭・家族・祖父母とのかかわりを見つめ直すきっかけになったのではないでしょうか。読み聞かせの前後で、敬老の日を迎える心持ちも、おそらく良い意味で変化したものと思います。

 今回に限らず、ボランティアの方々は常に生徒の身近な生活と関わりある本を選定してくださっていることを改めて知ることができました。生徒が少しでも本に興味をもち、読書に親しむきっかけづくりになれば…というボランティアの皆様のご配慮に感謝いたします。

 さて、明日(9/18:木)は1年生の読み聞かせタイムの日です。どんな本との出会いが待っているのか、そしてどんな感動を与えてくれるのか…1年生の皆さんはぜひ楽しみにして登校してもらいたいと思います。