1年:朝の読み聞かせ~相手の気持ちや感じ方を想像する~
- 公開日
- 2025/09/18
- 更新日
- 2025/09/18
日記
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今日は、1年生の教室にて朝の読み聞かせタイムを実施しました。
お世話になるボランティアの方が準備してくださった本は、「どんなかんじかなあ」です。
主人公のひろしくんが、目の見えないまりちゃんに触発され、相手の立場や気持ちを想像しようと、自分も目をつぶってみることから始まります。その後、耳が聞こえない人や親を亡くした人、身体が不自由な人など、様々な人たちの気持ちを想像する物語が展開。最後は、「人はみんな違ってみんないい」というメッセージと、相手の立場に立って相手を理解することの大切さを感じることができる内容でした。
今回の読み聞かせのために選定いただいた絵本「どんなかんじかなあ」は、ボランティアさんのお気に入りの一冊だそうです。「図書館にもあるんですが、大好きな本なので個人で購入して持っているんです。短いお話ですが、中身の濃い一冊ですよ」とお話しいただきました。
本の内容から、今後の障がい理解教育・人権教育・多様性理解にもつなげることができる貴重な一冊になると思いましたが、ボランティアさんは「生徒さんにとって、少しでも心に残るものにばればそれで十分ですよ」とおっしゃいました。この言葉を受け、心の琴線に触れる素敵な本との出会いを積み重ねていくことが、読書への関心・意欲を高め、読書習慣につながっていくのだと感じました。
1年教室を出たところの廊下の壁には、委員会にて作成したポスターが貼り出されています。表題は「素敵な本を見つけよう」です。