学校日記

1年音楽科公開授業~生徒の学びの見とり~

公開日
2025/07/07
更新日
2025/07/07

日記

 1学期も残すところ2週間となりました。連日30℃を超える真夏日(日によっては猛暑日も)が続いていますが、生徒は暑さに負けることなく前向きな姿勢で学校生活を送っています。

 さて、本日は5限目に1年音楽科の公開授業を実施し、授業者以外の教員が参観を通して生徒の学びを見とりました。学習課題は、グループで「3つの場面(はじめ・中・終わりの情景展開)を音(楽器)で表現する」です。

 最初に「3つの場面」を示す音楽(楽器演奏)を2曲提示☛生徒の好奇心がそそられています。つかみはOKです。

 「1時間の授業の流れ(活動内容)をホワイトボードで提示」☛生徒は見通しをもって授業に。時間を意識して活動しています。

 「『3つの場面』の選択肢を複数提示(選択肢以外に自由発想も可)」☛どのグループも選択肢の内容を参考に自分たちで創造。あくまでオリジナルにこだわっています。

 「タブレット端末(ロイロノート)を通してワークシート〔場面・使いたい音(楽器)・構成を記入〕」を配付☛個人で考えながらグループで協働して作業を進めています。また発表の際は、記入したワークシートを全員で共有しながら説明できています。

 「多様な楽器を準備」☛実際に選んだ楽器を鳴らしたり叩いたりしながらアイディアを練り直しています。

 「ルーブリックで本時の振り返り」☛観点別(3観点)の評価基準(3段階)にもとづいて的確に自己評価できています。

 あっという間の50分間。生徒のたくさんのつぶやきや会話、活動ぶりを見とることができ、たいへん充実した一時間となりました。次の授業では、各グループの「3つの場面」の演奏を聴き合います。ポイントは、音の「強弱・速さ・反復などの工夫」です。本校の研究主題「学びを楽しむ生徒の育成」に掲げるとおり、生徒一人一人が笑顔で楽しみながら、グループ演奏する姿が期待できそうです。