学校日記

避難訓練の実施~「冷静・協力・最善」をキーワードに~

公開日
2025/06/17
更新日
2025/06/17

日記

 本日2限目に、若狭消防署名田庄分署の協力を得て、第1回避難訓練を実施しました。

 「校舎棟の2階理科室より出火。延焼の恐れあり。全員グラウンドへ要避難」を想定し、訓練に臨みました。

 非常ベル共鳴後に校内放送…生徒は冷静です!静かに放送内容に耳を傾け、その後は各授業者の指示に従って行動しています。

 避難指示の校内放送…生徒は切り替えが速いです!出火場所・集合場所をしっかりと確認。速やかに避難行動に移っています。(避難指示が出る前に火災に気づいた2階の生徒は、授業担当者の指示のもとすでに避難を始めていました。)

 避難場所(グラウンド)にて集合…生徒は落ち着いています。校舎から出てくる生徒は口にハンカチを当て、やや前かがみの低い姿勢。集合場所に到着したら全校集会隊形に整列し直し、一言もしゃべらず座って待機しています。

 避難開始から全員の避難完了までの所要時間は約2分30秒。100点満点といっても過言ではない生徒の避難行動ぶりでした。当たり前のことが当たり前にできるところは、名中生の持ち味であり長所とも言えます。

 訓練後は、消火器の使い方講習に取り組みました。まずは火災現場を発見した際の大声出し「火事だー‼」から。本校生徒はよく声が出ます!次に訓練用消火器の安全ピンを引き抜き、ホースを外して先端を火元に向けます。ある程度の距離まで近づいたら、消火剤(今回は水)を噴射!火元に向かって的確に噴射し続け、模擬消火を試みます。各学年代表だけでなく、希望する生徒はどんどんチャレンジするなど、積極的な姿勢を見ることができました。

 どんな災害に対しても、「冷静に判断」すること、「みんなで協力」すること、そして「最善の選択」をすることで自分の命を守ることができるよう、さまざまな想定での訓練を今後も積み重ねていきたいと思います。