3年:朝の読み聞かせ~そばにいるよ~
- 公開日
- 2025/11/27
- 更新日
- 2025/11/27
日記
+3
本日は、3年生対象の「朝の読み聞かせタイム」の日でした。
お越しいただいたボランティアさんにより、絵本「そばにいるよ」を読み聞かせいただきました。
今回の内容は、大きなクマと小さなリスの友情物語。クマは、リスがどこへ行こうと何をしようと必ずそばにいることを伝えます。調子の良い時も悪い時も…。だからクマとリスは、お互いできないことができるようになるほど仲良しでした。そんなある日、リスはクマと離れて初めて気づきます。「 … さびしい、クマのいないのが! 」
近すぎると見えなくなる「友達」の大切さ。どんなに仲が良くても、たまには喧嘩をしたり一人になりたかったりすることも…。しかし、離れてみてその大切さに気づくことが多々あるはず。そばにいる人とのちょうどいい距離。そばにいる人の大切さ。そんなことに気づかせてくれる一冊でした。
さて、3年生にとって中学校生活もあと4ヶ月となりました。長年同じクラスで過ごしてきた仲間、毎日当たり前のように顔を合わせ、同じ場所で同じ季節を過ごしてきたクラスメートの存在に改めて目を向けてもらいたい…そんなボランティアさんの思い・願いが感じられた今回の読み聞かせタイムでした。
今回の絵本ですが、登場人物が「クマ」だけに、このご時世、子どもたちに恐怖感を与えないかと心配されていたボランティアさんですが、中学生なら大丈夫でしょう…ということで、この度の読み聞かせに取り上げてくださいました。
「絵本の裏表紙にある言葉がいいんです。これも読み聞かせしたかったんですが…」とボランティアさんがおっしゃったので、実際に見せていただきました。なるほど!多感な思春期にあるからこそ、人間関係に悩むことも多いであろう中学生の心を映し出したかのような言葉…3年生はもちろん、1・2年生の皆さんにもぜひ紹介したいと思いました(詳細は添付画像をご覧ください)。
クマとリスの二人の関係から学んだこと…それは、友達同士「大事なことは きみが 何を考えているか しっかり聞く すっかり聞く」ことですね。