3年総合:ふるさと学習発表会の実施
- 公開日
- 2025/11/28
- 更新日
- 2025/11/28
日記
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昨日(11/27:木)の3限目に、3年生が総合的な学習の時間(ふるさと学習)において取り組んできた探究活動の発表を行いました。
この発表会の聞き手は1・2年生で、3年生の発表内容に対して質問や感想を述べたり、評価をしたりする場も設けました。
3年生の探究グループは全4班。ということで、1・2年生は各自希望する2つの班を選び、各会場にてプレゼン発表を聞くこととなりました。
「星のフィエスタ」班は、地域イベント「星のフィエスタ」を盛り上げることをテーマに取り組んだ活動(スイーツを作って屋台で販売)について発表。イベント実行委員さんとの協議、地元の飲食店さんに協力を求めて地域特産の自然薯を活用したスイーツ「自然薯クレープ」の開発に挑んだ過程、そしてイベント当日の販売活動に至るまでの取組などを詳しく説明しました。最後に、イベント実行委員さんから高評価をいただいたことも報告しました。
「名田庄特産品」班は、地域特産の自然薯と名田庄漬けのPRを目的に取り組んだ活動について発表。自然薯・名田庄漬けのそれぞれの良さを生かした創作パンづくりに挑んだこと、地元のパン工房さんに協力いただきながら試行錯誤を繰り返したこと、試作品の試食意見をもとに創作パンの商品化を目指したことなどを詳しく説明しました。2学期に商品化が決定したこと、それを受けて宣伝ポスターを制作したことも報告しました。
「ウォーキングコース」班は、南川堤防沿いの桜並木の美しさに着目し、春の観光スポットとして多くの人に訪れてもらいたいという願いをもって活動してきたことを発表。ウォーキングマップ・チラシの作成、休憩用ベンチの装飾、案内用看板の製作・設置など、近隣高校生の助言や地域の方々の協力を得ながら取り組んだ成果について詳しく説明しました。最後に、桜並木のPR用に制作したCM動画も披露しました。
「寄宿舎」班は、本校敷地内にある旧生徒・教職員寄宿舎の有効活用を目指して探究してきたことを発表。再利用に向けて清掃活動に取り組んだことや防災拠点・備蓄庫としての活用を町役場に提案したことなどについて詳しく説明しました。また自習スペース・リラックスルーム・部活動練習場など、今後の学校生活を充実されるための活用アイディアも紹介しました。
こうした3年生のプレゼン発表を聞いた1・2年生は、それぞれの会場で率直な感想を語っていました。
「発表がとても分かりやすくて、3年生がこれまで活動してきたことがよく分かりました」
「3年生のアイディアや取組は本当にレベルが高いと感じました」
「たくさんの地域の人と関わりながら、これだけたくさんの活動をしていたということを知ってすごいと思いました」
「自分たちも総合(的な学習の時間)で活動していますが、3年生の発表はとても参考になったので、今後に生かしていきたいです」などなど…
今回の発表会ですが、1・2年生にとっては3年生のプレゼン発表を実際に聞いたことで、今後の総合的な学習の時間に向けて自分なりの目標・展望を持つことができたのではないでしょうか。一方、3年生にとっては、2ヶ年に渡って取り組んできた活動をふり返るとともに、「相手に分かりやすく伝えるためのプレゼン力」を培う良い機会になったことでしょう。1・2年生の評価結果もしっかりと受け止め、活動成果に対する自信と今後のさらなる探究意欲につなげてもらいたいと思います。
ふるさと学習の発表を通して、1・2年生に「名中のあこがれ」たる姿を示してくれた3年生の皆さんに拍手を送ります。