本日、町のすこやか健康課と食いきいき隊の皆さんにお世話になり、２年生を対象に伝承料理教室を実施しました。メニューは、「焼き鯖の押し寿司」「呉汁」「でっちようかん」の３品です。

　「焼き鯖の押し寿司グループ」「呉汁、でっちようかんグループ」に分かれて、調理を行いました。家では手伝ったりしませんと言っている生徒が、緊張しながらもがんばって包丁を扱っていたり、講師の先生の手際よい様子を見て、自分も負けじと挑戦したりする姿を見ることができました。日頃から仲の良い学年ですが、グループの中で臨機応変に役割を分担し、あっという間に料理を完成させていました。（しっかりと後片付けも同時進行で進めていたのは素晴らしい。）

　完成した料理をみんなでおいしくいただきながら、講師の先生からそれぞれの料理がどのように伝承されてきたかをお聞きしました。自分たちの住む地域に昔から伝えられている郷土料理。今まではなかなか出会う機会が無かったかもしれませんが、どの料理もおいしいと言って味わいながら食べていた生徒の様子を見て、これからはこの味を、この料理を次の世代へと継承してくれるものと確信しました。おそらく、各家庭で今日の話をしてくれていることでしょう。