先週金曜日（11/7）に、１年生17名が嶺北方面へ校外学習に出かけてきました。

　今回は、学びの場として「越前そばの里」さん（越前市）と「株式会社ワカヤマ」さん（鯖江市）にお世話になりました。

　最初に訪問したのは、創業100周年を迎える「越前そばの里」さん。製粉・製麺・つゆ作りまでの全工程が行われており、1日で約5万食を作り上げる日本一のそば工場だそうです。今回の訪問では、施設内にある「体験夢工房」で実際に「そば打ち体験」をさせていただきました。年間約1万5千人が参加する人気のご当地グルメ体験。おそらく初めて体験したであろう1年生も、現地スタッフの方々による丁寧なご指導のおかげで、安心してそば打ちに挑戦することができたようです。今回自分たちで作ったそばは、福井名物「おろしそば」として昼食時に食べさせていただきました。福井の食文化を代表する「越前おろしそば」。貴重なそば打ち体験と実食を通して、1年生の皆さんも福井県民としての誇りを感じることができた…のではないでしょうか。

　次に訪問したのは、メッキや塗装などの表面処理加工を担う会社「株式会社ワカヤマ」さん。色や風合いで製品に新たな価値を生み出す装飾加工のプロフェッショナルだそうです。今回は施設内にある「デザインセンター」にて「ものづくり体験」をさせていただきました。実際にものづくりの現場に携わる方々から指導してもらいながらの「ものづくり体験」…ものづくりの楽しさ・大変さ・繊細さなどなど、たくさんのことを学び得ることができたようです。福井県には、世界や国内でのシェアが上位の製品や、オンリーワンの技術を有する企業が数多く存在しますが、今回訪問した株式会社ワカヤマさんもその一つ。福井が誇る高度なものづくり技術…これも福井県民として誇れるものの一つと言えるでしょう。

　今回の校外学習での貴重な体験を通して、1年生の皆さんが嶺北を含めた福井県そのものを「我がふるさと」と捉え、福井県ならではの優れた伝統・文化・産業に誇りを感じてもらえたなら…とそんな期待を寄せています。福井の未来を担うであろう1年生諸君の今後の成長を楽しみにしています。