学校日記

3年学力診断テスト実施~真剣な姿は「名中のあこがれ」~

公開日
2025/11/04
更新日
2025/11/04

日記

 本日は、学力診断テスト1日目。3年生17名が国語・外国語(英語)・数学の3教科のテストに挑みました。

 5教科(国・英・数・社・理)いずれも、中学1・2年の学習内容に、3年になった4月から現在に至るまでの学習内容を加えた総合問題が出題されます。中学入学以来、積み上げてきた学習内容に対する自分自身の理解度・習熟度を図るテストと言えるでしょう。また、高等学校等への進学を希望する3年生にとっては、力試しの模擬試験とも捉えられます。

 これまでの日々の授業、家庭学習、放課後学習会などを通して、どの生徒も自分なりに準備を整えてきたことと思います。今日は県立高等学校一般入試1日目と同じ3教科を同じ教科順で受験しました。入試よりも10分間短い1教科50分間のテストでしたが、その分3年生は集中して取り組むことができていたようです。

 1・2限後の各業間も通常より5分間長い15分間を取ってありましたが、どの生徒も終わった教科のテストのことを引きずることなく、次の教科のテストに向けて気持ちを切り替えることができていました。テストだけでなく、このテスト間の時間の過ごし方についても、入試本番を意識できていたのはないでしょうか。

 4限目以降は通常の授業を行いましたが、ある1時間の3年生の様子を垣間見ると…そこはさすがです。互いに協力・協働・切磋琢磨しながら、明日のテストに向けて対策に取り組むその姿には、全く余念がありませんでした。

 さて、そんな3年生の緊張感漂う姿に感化されたのでしょうか。1・2年生の授業の様子を見ると、いつにも増して前向きな学習姿勢がうかがえました。

 1年生は数学で関数を学習していました。ある3年生からは「中学の数学では関数がいちばん…(手を焼く)」との声を聞いたことがあります。まだ単元の導入部分ということで、恐れを知らない1年生ならでは強気と興味・関心の高さで、ともなって変わる2つの数値に着目して学びを深めることができていたようです。

 2年生は数学「多角形の内角・外角の和」についての練習問題に取り組んでいました。一筋縄ではいかない問題でも諦めず、級友と話し合いながら一問一問確実に解いていっていました。量が質に転化するにはまだまだ問題数をこなす必要がありそうですが、持ち前の根気と粘り強さを発揮してもらいたいと思います。

 さて、明日の学力診断テストは社会・理科の2教科。それに向かう3年生の真剣な姿は、1・2年生にとってまさに「あこがれ」であり「目標」となっています。