本日、３年生の学力診断テスト２日目（社会・理科）が終了。

　テスト前の待機教室にある机の上には、３年生が繰り返し取り組んだ問題集や自分でまとめたノートなどが置かれており、このテストに向けて努力を積み重ねてきたであろうことがよく分かりました。学力診断テストを終えた３年生一人一人に、ひとまず労いの言葉をかけたいと思います。

　ところで、今日から約２週間後に全学年において期末テスト（11/20・21）を予定しています。本日、各教科のテスト範囲一覧表を配付しました。教科によっては広範囲が指定されているものもあるようです。しかし、中心となるのはやはり２学期に学習した内容となるでしょう。ある３年生曰く、「学診の範囲に比べたら、期末（テストの範囲）なんて狭いもんや」…頼もしいものです。

　一方、２年生は本日、期末テストに向けての勉強計画表づくりを行いました。テスト範囲一覧表を確認した後、教科書・学習ワークなどと照らし合わせながら、約２週間のテスト勉強計画を立てていきます。取り組む内容を書き入れながら、必要な学習時間も記入していきました。中学入学後のこれまでの経験から、２年生も自分なりの学習方法、自分に必要な学習時間などはそろそろつかみ始めているはず…とはいえ、計画を立案することは難しかったようです。「この計画で大丈夫だろうか…」「計画どおりに進めることができるだろうか…」「この計画ではテスト範囲全ての復習ができないかも…」など、頭を悩ませながら計画表に向かう２年生の姿もうかがえました。それでも、今日は何とか各自が実現可能な計画表を作成することができたものと思います。

　さて、こうした「目標を掲げ、それを実現するための計画を立てて実行していくこと」は、テスト勉強に限らず、様々な生活場面において望ましい行動習慣と言えます。計画が具体的であればあるほど、実行しやすくなるでしょう。また緻密であればあるほど、目標達成につながる可能性も高くなるでしょう。こうした計画力も、やはり経験がものを言うのではないでしょうか。失敗を恐れず、まずはトライ！ そして修正・改善してリトライ！　その繰り返しが計画力を高め、計画して物事を成し遂げるよさを体得できるものと考えられます。

　今日は「願生って」期末テストまでの勉強計画表を作成した２年生の皆さん。計画は早めに実行すれば「貯金」ができます。いつから始めるとよいでしょうか…「今でしょ」！