学校日記

ワットバイクに挑戦~体力測定に臨む~

公開日
2025/09/19
更新日
2025/09/19

日記

 本日の放課後、県ボート協会より3名の方々が来校され、ワットバイクによる体力測定の機会を提供いただきました。

 今回挑戦したのは、3年生の希望者4名。それに合わせて、マシンも4台準備いただきました。

 まずは講師の方によるデモンストレーション。乗り方や漕ぎ方、フォームなど具体的な手本を示してくださいました。

 そしていよいよ測定に挑戦。最初は「最大パワー4秒テスト」です。4秒間全力でペダルを漕ぎ、その間の最大パワー(ワット数)を測定するテストでした。体重をしっかりとペダルに乗せることがポイントだそうです。あっという間に測定が終わるため、生徒は何度か挑戦し、講師の方がデモンストレーションで出した1,000ワット超の記録に少しでも近づこうと懸命になっていました。

 続いて行われたのが「3分間テスト」。3分間、オールアウト状態(全力出し切り)で漕ぎ続けるテストです。3分間の平均最大パワー・1時間維持できる平均パワー・最大酸素摂取量など、持久力に関する体力指標が得られるとのことです。しかし、これが相当苦しいものらしく、体力とともに根性も問われるとのことでした。挑戦し始めた生徒を見ていると、間もなく汗が噴き出てきて、次第に苦痛の表情に変わり、そして最後は悲鳴も…。見ていた協会の方や先生方からは、「がんばれ!」「まだいける!」「あと一息!」などといった声援が沸き上がっていました。

 測定を終えた後ですが、協会代表の方がおっしゃっていたとおり、バイクから降りた後、脚がガクガクで一人で歩けない生徒も…。先生の補助により何とか椅子に座ることができた人もいました。それだけ全力を出し切ったという証でしょう。精魂尽き果てた生徒の表情の中にも、やり切った感を垣間見ることができました。

 本校では「目指す生徒像」の一つに「何事にも粘り強く取り組む生徒」を掲げています。今日のワットバイクによる体力測定は、まさに「粘り強さ」が欠かせないものでした。その点で、今回の体力測定に挑戦した3年生4名の「粘り強さ」に大きな拍手を送りたいと思います。