本日の午前中、校内体育祭予行を実施し、これまで準備・練習してきたことをがスムーズに実行できるか点検しました。

　選手団入場・開会式（開会宣言・生徒会長挨拶・選手宣誓）・準備運動・閉会式（成績発表・表彰・生徒会副会長挨拶・閉会宣言）は、整然・毅然とした雰囲気の中で行うことができていました。３年生のリーダー性によって全校を引っ張っていくことができています。

　学年別競技種目は、用具設置と入退場のみの簡略実施でしたが、学年ごとにしっかりと打ち合わせ・練習をしてきた成果を感じました。何より入場時のパフォーマンスが素晴らしく、生徒の笑顔が大変印象的でした。

　全校競技種目の色別対抗「綱引き」・「リレー」については本番同様に実施。恒例の種目だけあって整列・移動もスムーズで、滞りなく最後まで進めることができました。しかし、今回の予行はあくまでデモンストレーション。赤組・白組ともに真の力を発揮おらず、動きの確認だけのようでした。本番では、目の色を変えて必死に取り組む生徒の姿が見られることでしょう。

　一方、色別対抗「執行部企画競技」ですが、前日の全体練習で課題が見つかり、一部ルールを変更して今日の予行を迎えました。今日は執行部の具体的な説明をもとに競技を進めたことで、全体としての流れはつかめたようです。振ったサイコロの目によって内容が決まるギャンブル性ある競技種目だけに、当日の勝敗はある意味運に左右されるかもです。

　こうして快晴のもと、体育祭予行を無事終えることができましたが、いくつか課題や改善点が明らかになったようです。一方、予行後の練習と午後からの色別活動の様子を見ると、生徒の高い志とあくなき向上心がよく伝わってきました。予行では省かれた応援合戦を含め、本番ぎりぎりまで生徒の挑戦・努力は続きます。