5/23(金)に、２年生が京都市へ校外学習に出かけてきました。

　目的は３つ…ふるさと学習における探究促進／班別行動を通しての自立心・協働性の伸長／社会規範（ルール・マナー）の体得です。

　今回は、総合的な学習の時間にて取り組んでいるふるさと学習の３グループに分かれて現地研修に臨みました。

　１班「名田庄万博」グループ。

　まずは世界文化遺産の一つ「金閣寺」へ。貴族と武士の文化が融合した「北山文化」をじっくり見学しました。続いてあぶらとり紙で有名な「よーじや」へ。芸子さんや舞妓さんの愛用品として評判になり、たちまち広く知られるようになったそうです。最後は、抹茶を売りにしている「カフェグリーンガーデン」へ。お茶の栽培に適した京都ならではの宇治抹茶メニューを堪能できたようです。

　２班「自然（環境）」グループ。

　まずは「京都府庁（河川課）」を訪問。鴨川保全の取組について学ぶとともに、鴨川の生態系についても詳しく教えていただきました。計画にはなかった旧庁舎内見学も許可いただくなど、たいへん充実した内容となりました。続いて「京都水族園」へ。府庁にて説明いただいた生態系の話と関連付けて実際の生き物を見学することで、自然環境に対する学びを深めることができました。

　３班「胃袋をつかもう」グループ。

　まずは「食文化ミュージアムあじわい館」へ。展示見学・映像視聴や試飲等を通して、伝統的で創造的な京の食文化の素晴らしさを実感するとともに、和食の価値を見直すことができたようです。次に「京菓子よし廣」さんを訪問し、和菓子づくりを体験。四季折々の表情を変えて表現される京菓子ですが、その魅力をまさに「五感」で味わうことができた…かもしれません。

　以上、各班がテーマを設けて探究している内容と関連付けて、この度の校外学習を計画し、実行することができました。

　今回の学びを生かし、改めて自分たちの地域を見つめ直すことによって、ふるさと探究を深めていけるよう「願生り」ます。