学校日記

”期末テスト”まであと1ヶ月~目標を掲げて一日一日を大切に~

公開日
2025/10/21
更新日
2025/10/21

日記

 

 本日(10/21)の一ヶ月後に、2学期の期末テストを予定しています〔11月20日(水)・21日(木)〕。
 「備えあれば、憂いなし」。準備を始めるのに、早すぎることは決してないでしょう。
 各教科のテスト範囲はまだ公表されていませんが、おそらく7月から11月中頃までの学習内容になると予想されます。ということは、現在、授業で取り組んでいる内容は、まさにテスト範囲にドンピシャです。どの学年の生徒もそれが分かっているためか、とにかく真剣に学習しています。
 そんな中、ある学年の教室に入ると、掲示板には2学期の個人目標が掲げられており、その中にテストに臨む際の意気込みや目標が書かれていました。
 「1学期の点数を超えられるように、今より自主学習の時間を増やしたり…したい」
 「授業で先生の話をしっかりと聞き、大事なところはしっかりメモしていきたい」
 「授業で分からなかったところがあれば、先生や友達に聞く」
 「一日一日コツコツ勉強をして…時間を有効に使う」
 「目標は1学期の自分に勝つこと」
 「苦手な教科をたくさん勉強する」などなど…。
 何とも頼もしい言葉ばかりです。実際に授業中の生徒の様子を見ると、その意気込みがしっかりと伝わってきます。特にペア学習やグループ学習に取り組む際は、互いに尋ね合ったり、教え合ったり、協働したりして課題解決に向かう生徒の姿がうかがえます。「これ、どういうこと?」「どうやったら~できるん?」「~すると分かりやすいで」「あ~、分かった」「なるほど、そういうことか」など…生徒のつぶやきや生徒同士のやりとりを聞いていると、どんどん学びが深まっていくのが分かります。もちろん、「なんでこうなるん?」「だから、こういう意味やって!」など、上手く解決までことが運ばないやりとりも見受けられますが、それも学びの一過程と言えるでしょう。
 「学びて時に之を習ふ、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや」。これは『論語』の名言ですが、「学んだことを定期的に復習して身につけることの喜び」を表しています。まさに、家庭学習の必要性を説いたものと言えるでしょう。2学期の期末テスト(3年生の皆さんはその前に学力診断テストを備えていますが…)に向けて目標(願い)を掲げ、その実現に向けて計画的に一日一日を大切に過ごしていくことができれば、その力は勉強以外の場面でも必ず生きてくるでしょう。
 さて、これからの30日間。「目標を掲げ、根気よく取り組む」名中生の粘り強さを期待しつつ、日々応援したいと思います。