願生る3年生~確認テストに挑む~
- 公開日
- 2025/10/19
- 更新日
- 2025/10/19
日記
+3
10/16(木)~17(金)にかけて、3年生が確認問題(確認テスト)に臨みました。
テストは全教科(国・社・数・理・英)、3年生なった4月からこれまでに学習した内容だけではなく、1・2年時の既習内容も含めた総合的な問題となっています。それだけに、3年生はこのテストに向けて懸命に準備をしてきたのではないでしょうか。毎日の授業、日々の家庭学習、そして夏季・秋季自主学習会等で、自分自身を鍛え続けてきたものと思われます。
今回のテストを迎えるまでのある授業のことですが、数学の過去問を解いていた生徒の一人から、「最初の計算問題はうっかりミスで点数を落さないようにしたいです。これまでも悔しい思いをしたことがあるので…」との言葉を聞きました。これまでのテスト結果を教訓に、気をつけるべきことを意識して学習に取り組んでいることが分かりました。
また別の生徒からは、「この(関数)問題ですが、(小設問の)2問目が分からないんです。先生、分かりますか?」と尋ねられました。難問ゆえすぐには答えることができなかったので、一旦教室を出てから時間をとって2問目以降の全ての答えを導き出した後、その生徒に再び声をかけると、「私は最後(の小問題)は解けませんでしたが、その前の問題までは(答えが)分かりました」と。完璧に答えられなくても、粘り強く最後まで取り組もうとする根気を感じました。
さて、今回のテスト1日目は、国語・英語・数学、2日目は社会・理科を受験した3年生。これは、県立高校一般入試と同じ日程・教科順です。生徒によって得意な教科もあれば、苦手意識を持つ教科もあるかと思います。それでも3年生は本番を意識しつつ、一教科一教科50分間集中力を切らすことなく、最後の問題まで正答を導き出そうと全力を尽くしたことでしょう。
しかし、この確認問題、あるいは定期考査はあくまで練習試合。できたこと(問題)には自信を持ち、できなかったこと(問題)はしっかりと反省(ふり返り・見直し)することが大切でしょう。むしろ現段階で自分ができない問題が分かったことはラッキーなことです。本番までにできるように(分かるように)するチャンスがあるのですから。まさに「ピンチはチャンス」です。だからこそ「テストは終わった後が大事」とよく言われます。「ミスをミスで終わらせない。ミスしたときこそ全力でそれをカバーする。それを繰り返していくうちにチャンスが訪れる」のではないでしょうか。
さあ、3年生の皆さんにとっての次なる目標は学力診断テスト(11/4・5)でしょう。本番までのテストマッチはまだまだ続きますが、与えられた時間は皆平等。「You can do the best !」