第2回避難訓練の実施~自分の命は自分で守る~
- 公開日
- 2025/09/11
- 更新日
- 2025/09/11
日記
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本日、1限目の授業後に今年度2回目の避難訓練を実施しました。
今回は、「休み時間中に地震発生。前日からの大雨の影響により土砂災害の恐れあり」の想定で全校訓練に臨みました。
まずは緊急地震速報(訓練用)を全校放送。これを聞いた生徒・教職員は、その場で安全な体勢をつくります。休み時間とは言え、ほとんどの生徒は各教室にいたようで、各自机の下に潜り、両手で対角の脚をしっかりとつかんで地震に備えていました。教員の指示がなくとも、これができていたことに感心!
地震が一旦収まった(想定)後、「余震の恐れあり」の後続放送を受け、どの階の生徒も静かにそのままの体勢で待機し続けることができていたようです。集中力を途切れさせない姿、これもさすがです!
その後、「土砂災害の恐れあり。全校生徒・職員は3階への避難(垂直避難)開始」の放送を聞き、全員3階への移動を開始。落下物から頭部を守るための必需品「タタメット」(たためるヘルメット)を装着した生徒は、落ち着いて3階の指定教室へと避難しました。最後は、生徒・教職員の人数確認、負傷・体調不良者の確認及び対処等(想定)を行いました。「静かに放送を聞くこと」・「あわてず移動すること」・「避難完了後も静かに待機すること」の3つがしっかりとできていたことは、やはりこれまでの訓練の成果と言えるでしょう。訓練終了後は、各教室に戻り、学年ごとの事後指導及びふりかえりの時間を持ちました。
さて、今回の訓練を終えて、改めて2つの大切なことを実感しました。
一つ目は、「自分の命は自分で守るという意識をもつこと」です。生徒自身が確かな情報をもとにより良く判断し、適切に行動する力を身につけておけば、授業以外の時間帯あるいは学校以外の場所にいる場合でも、自分の命を守ることができるでしょう。
二つ目は、「地域で起こりえる災害と防災対策を知っておくこと」です。各家庭に配付されている「おおい町総合防災マップ」を通して、災害の危険性と防災の取組をしっかりと理解・把握しておくことは、自分の命を自分で守るための大きな武器になるはずです。
自然災害が発生しやすい国土であるゆえ、「災害大国」とも呼ばれる日本。まずは防災のための「自助」(一人一人が自ら取り組むこと)の意識を高めていくことを重視して、学校でも訓練を含めた取組を進めていきたいと思います。