学校日記

表現広場~学びの成果を生かして~

公開日
2025/07/14
更新日
2025/07/14

日記

 今週1週間をもって、いよいよ1学期を締めくくります。各教科等の授業も1学期のまとめ・復習が中心となっています。

 1学期の間、生徒は各教科等の学習を通して身につけた知識・技能を生かして、思考・判断・表現する言語活動に取り組み、その成果を作品化してきました。

 それらの作品は、生徒の「学びの成果物」して各教室や廊下、階段踊り場などの掲示板を使って紹介。学年を問わず誰もが読んだり鑑賞したりできる表現広場(学びの空間)となっています。

 1年生については、「小さな発見を詩にしよう」をテーマに身近な生活場面を舞台にした創作詩が掲示されていました。作品を読んでいると生徒の顔が目に浮かんできて、一人一人の生徒の「自分らしさ」が伝わってきます。

 2年生の掲示作品は創作短歌。それぞれの生徒の生活感が漂う作品ばかりで、作者である生徒に対して親近感さえ覚えます。作品の情景を示す画像が添付されており、誰が読んでも作者の思い・願いを理解することができます。

 3年生については、グループ別で企業訪問をした際のお礼状が紹介されていました。各訪問先で学び得たこと、今後に生かしていきたいこと、お世話になったことへの感謝の気持ちなどが丁寧に記されています。さすが3年生だけあって、読み手を意識して書こうと努めていることがよく分かります。これこそ将来に生きてはたらく力となっていくでしょう。

 以上の他にも、生徒の努力の結晶が作品化されて、校内の様々な場所に掲示されています。こうした作品掲示は、生徒が互いに読み合うことで学び合うことにもつながります。掲示物(作品紹介)は定期的に更新し、校内の学び合いをますます促すことによって、生徒の言語能力・表現力の向上をはかっていきたいと思います。