柔道学習スタート~礼に始まり礼に終わる~
- 公開日
- 2026/05/20
- 更新日
- 2026/05/20
R8学校日記
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2・3年の保健体育の授業では、今週から柔道の学習が始まりました。
活動場所は本校体育館2階のギャラリーですが、そこは畳を敷いて柔道場に模様替えしてあります。
2・3年生ともに最初の授業(5/18:月)では、初めに柔道着の正しい着方からスタート。道着の下をはいて紐締め、次に上着を着て帯締めをすると、どの生徒もたいへん勇ましく見えました。気合も十分入っています。
「礼に始まり礼に終わる」。まずは武道における基本礼法である「左座右起」という言葉を学びました。座る時は左足から、立ち上がる時は右足から動くという動作を繰り返し練習した後、授業始めのあいさつを行いました。普段の授業では起立してあいさつするのが日常ですが、着座して頭を下げる柔道のあいさつも生徒にとっては新鮮なようで、どの生徒も引き締まった顔つきで授業始めのあいさつを行っていました。
そしていよいよ練習に入ります。まずは「柔道は負けた時のことを考えて…」ということで、「受け身」の練習から始めました。投げられたり転倒したりした際に、衝撃を逃がして頭部を守ったり重大なけがを防いだりする最も重要な基本技術です。柔道ではまず「負けてもけがをしない練習」として、だれもが最初にこの受け身を学ぶのだそうです。
はじめは「後ろ受け身」。背中から後ろに倒れるときの受け身です。「あごを強く引き」、「背中を丸め」ながら、手が畳に着く瞬間に「腕全体で畳をたたいて」衝撃を逃がします。担当の先生が模範を示しながら「バンッ!」と大きな音を響かせると、それに負けじと同じように挑戦する生徒の皆さん。しかし、どうにも音が小さいような…。その中で一人の生徒が力強い音を響かせていました。聞くところ「空手」を習っている(いた)そうです。どうりで様になっているはずです。それを手本に二人一組になって練習をしているうちに、他の生徒も上手に後ろ受け身ができるようになっていきました。
続いて「横受け身」。横や斜め後ろに投げられた時にとる受け身です。倒れる側の手で畳を叩き、頭をしっかりと守ります。これがなかなか難しく、担当の先生からは個別に細かな指導・助言が入ります。身体の倒し方、脚の形・置き方などなど…。しかし、何度も繰り返し練習する生徒は徐々にコツをつかんでいきました。やはり物事の習得には「反復練習」は欠かせないと言えるでしょう。一方、互いに指摘し合ったり、教え合ったりしている生徒もまた上達が早いように思いました。「学び合い(協働)」もまた習得を促すものであることが分かりました。
2・3年生にとっての柔道初日のそれぞれの授業は、こうしてあっという間に終わりました。終わりのあいさつも「左座右起」に従って丁寧に実施。先人の知恵や礼儀作法を学ぶ貴重な1時間になるとともに、伝統文化の理解を深める学習機会になったことと思います。柔道(を含む武道)は、技の習得とともに「相手を尊重する態度」や「豊かな心」を育むねらいもあります。名中生のより健全な身体により健全な精神が宿ることを期待し、これからしばらく続く柔道学習を見守りたいと思います。