学校日記

1年生食育学習~中学生にふさわしい給食献立づくり~

公開日
2026/02/05
更新日
2026/02/05

日記

 本日4限目に、1年生を対象とした食育の授業を実施しました。

 2・3年生の食育学習と同様、今回も講師として町学校給食センターに勤務されている栄養教諭の先生にお越しいただきました。

 学習課題は「中学生にふさわしい給食の献立を考えよう」。食品群別の摂取量の目安や中学生に必要な栄養量を満たす献立について理解することが目標です。 

 初めに、中学生の食生活において不足しがちな三つの栄養素がある…ということで、一体それは何かをみんなで考えました。一つ目は、これが不足すると貧血などを起こしてしまう栄養素=「鉄分」です。二つ目は、疲労回復にはたらく栄養素=ビタミンB1です。三つ目は、骨や歯を強くするのに必要な栄養素=「カルシウム」です。いずれも栄養教諭の先生がヒントをいくつか提示すると、1年生の中から答えが出てきました。これまでの家庭科の学習成果と言えるでしょう。

 この不足しがちな三つの栄養素を考慮して、今日は「中学生のみんなにとってふさわしい給食の献立」を班ごとに決める活動に取り組みました。手順としては「主食☛主菜☛副菜☛汁物(飲み物)」と順に決めた後、最後は6つの基礎食品群の「バランス」を確かめる…という流れで献立を考案していきます。なかなか難しそうに思われましたが、配付されたワークシートが工夫されており、着実に進められそうです。

 今回1年生が考案した献立の中から一つ、4月頃の給食に取り上げられるとのこと。そこで「4月に旬の食材を取り入れ」つつ、食べる人(町内中学生)のことを考えて「いろどり」や「味付け」にも気を配れるとよい…という助言を栄養教諭の先生からいただきました。

 「名田庄中1年生の考案メニュー」となることで、俄然やる気が出てきたのでは…と思いきや、どの班もスタートから四苦八苦。給食の献立になるということで、おそらく「やるからにはちゃんとしたものを…」「普段の給食とはちがうオリジナルなものを…」などといった責任感が先立ったのかもしれません。最初の「献立のテーマ」決めから、慎重に話し合って決めようとする姿がうかがえました。

 「春に旬を迎える食材って何がある?」「やっぱり魚は入れたぼうがいいかな…」「名田庄と言えば、やっぱり自然薯…」。熟考する中、ポツリ、ポツリと声を発する1年生。タブレットPCや教科書で何かと調べながら知恵を絞る1年生。「ホイコーロー!」と自分の好みを積極的に班員に伝える1年生。その様子を見ていた栄養教諭の先生が、一つ一つの班を回って丁寧にアドバイスを送ってくださいました。

 そのおかげで、最後は1年生が底力を発揮。各班とも何とか献立を立案することができました。出てきた献立テーマを見ると…「新学期をむかえる”さっぱり春”献立」「旬の食材を使って鉄分・たんぱく質がとれる献立」「全力チャージー!スタミナごはん」「地産地消(献立)」。なかなかの創造力です。主食・主菜・副菜・汁物の各内容・組み合わせもよく考えられたものです。ワークシートにある食品1~6群の表につけた「○」印を見ても、よくバランスが取れていました。

 この1時間ですが、1年生の真面目で、丁寧で、物事に慎重に取り組む姿を見ることができました。「自分たちが考えた給食メニューをみんなに喜んで食べてもらいたい」という願いをもって立案した各班の献立。いずれも「中学生にとってふさわしい」と言えるものばかり…だと思います。どれが給食メニューとして採用されるかは4月になってからのお楽しみです。