朝晩の冷え込みが徐々に強くなりつつあります。登校時には冬用制服姿の生徒が多く見られるようになりました。

　そのような季節の変わり目にある現在、本校ではインフルエンザが流行しつつあります。そのため、感染拡大を防ぐための対策を始めました。

　まずは、マスク着用の励行です（強制ではありません）。

　現在、本校生徒のほとんどがバス通学をしていますが、小学生も乗り合わせます。そのバス内では、特に感染防止に努めるべくマスクを着用することを勧めています。バス内は「三密」とまではいきませんが、やはり油断は禁物です。

　二つ目に、手洗いの励行です（これは徹底したいです）。

　トイレ後や体育の授業後、給食前や清掃活動後はもちろんですが、石けんを使って丁寧に手洗いするよう呼びかけています。先週１週間はエコチャレンジの一環として節水に努めていましたが、現在は感染防止対策が優先です。

　三つ目に、喚起の徹底です。

　今週は少々肌寒い気候のため、教室や廊下の窓は若干風が通る程度に開けておいたり、教室前後の明かり取り窓を常時開けておくなど、どの教室も密閉状態にならないよう気を配っています。

　最後に、学年別の給食への変更です。

　これまでは、食堂にて全学年一緒に給食を食べていましたが、今週からは場所を分けています。１年生はこれまでと同じく食堂、２年生は調理室、３年生は学習室でそれぞれ配膳も含めた給食時間を取ることにしました。向かい合う座席配置も改め、全員が一方向を向いて座ります（いわゆるスクール形式）。そして黙食を基本としています。楽しく会話しながらの給食からの転換は生徒にとって苦痛かもしれませんが、それでもしっかりと黙食ルールを守っています。

　週末からの３連休後、来週早々に３年生は学力診断テストを控えています。また、１年生にとっては来週末に嶺北方面への校外学習が待っています。ともに体調万全の状態で当日を迎え、３年生は「実力100％を発揮！」、１年生は「全員そろっての最高の思い出づくり！」を実現してもらいたい…そう願っています。

　そのためにも、全校生徒一人一人が「健康・安全な生活を実現するための自己管理能力」を発揮して、感染防止に努めつつ、元気はつらつとした学校生活を送ってもらいたいと思います。