学校日記

スイッチ!~学校祭の成果を生かしてリスタート~

公開日
2026/09/16
更新日
2026/09/16

R8学校日記

 学校祭明けの今週、生徒は心と体の「スイッチ」をしっかりと押し、切り替えができていることが分かる今日一日でした。

 まずは朝一番に生徒玄関前に足を運ぶと、生徒会執行部の当番が「朝のあいさつ運動」を行うために早めに登校して玄関まで出てきました。当番の生徒は、登校してくる生徒一人一人に「おはようございます!」とあいさつの言葉を投げかけ、みんなに元気を注ぎます。おかげで、生徒同士があいさつを交わし合う学校文化がすっかり定着しました。ちなみに今朝は学校裏手の通学路脇に伸びた草を刈り取っていたら、自転車通学してきた生徒の一人から「ありがとうございます」という言葉をいただきました。こちらもこの上ない元気とやる気をもらった次第です。

 さて、授業の方はというと、2限目に全ての学級の様子をのぞかせてもらいましたが、どの学年も生き生きと学習に取り組む生徒の姿が見ることができました。

 1年生は、国語の授業で「情報の比較」を学習。「部活動の大会で遠くの会場まで行くのに、貸切バスか電車のどちらがよいか意見が分かれた…」という想定を取り上げ、いろいろな観点から貸切バスと電車(の良し悪し)を比較していきました。「楽(らく)さ」「時間の正確さ」「移動時間の使い方」など例示された観点をもとに比較していく1年生。ペアやグループでの話し合いは、いつもながらたいへん盛り上がっていました。自分の考えを率直に述べ合うことができる雰囲気はやはり大切。楽しみながら課題に取り組む中、鋭い指摘もたくさん出てきました。そんな中、ある一人の生徒がこう発言。👧「電車よりバスの方が(移動中)みんなで楽しく過ごせるよな!」…学習課題を自分事として考えているあたりはさすがです。

 2年生は、理科の授業で「(植物の)水の通り道」を学習。染色液を吸わせたブロッコリーとアスパラガスの観察を行いました。各自予想を図示した後、さっそく観察開始。班ごとに配付された植物の茎を横に切ったり縦に切ったりして、染色部分をじっくり確認していく2年生。切り口にルーペをかざして注意深く覗き込むその姿はまさに興味津々といった様子でした。一班3~4人の構成ですが、植物を切る人、ルーペをかざす人、タブレット端末で画像撮影する人など、自然と役割分担できるところは2年生の協働性の高さと言えます。観察中、ブロッコリーとアスパラガスの染色部分のちがいに目をつけた一人の生徒がこうつぶやきました。👧「(たしか)単子葉類と双子葉類に…」。既習内容と結び付けて考え始めた生徒に対して、担当の先生も「いいところに目を付けたね!」と感心。

 3年生は、英語の授業で教材文の音読発表会を行いました。教材文は戦争当時の広島が舞台で、ある母親と原爆の被害に遭った小さな男の子の悲劇のストーリー。男の子を優しく看取る母親(実は母親ではなく被爆した少女)の子守唄を通して、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えかける内容です。これを班ごとに「感情を込めて読む」音読発表に挑みました。学校祭でも役者ぶりを発揮した3年生ですが、ここでも本領を発揮。ある班の生徒は、男の子が最後の力を振り絞って懸命に母親を呼ぶ場面を情感たっぷりに読んで見せました。👧「「Mommy! Mommy!」…この班の発表が終わると、他の班から大きな拍手で讃えられました。誰もが「自芯をもって自分らしく」表現できる…この3年学級の雰囲気は本当に「素晴らしい」の一言に尽きます。

 このように、学校祭を盛況のうちに終え、一区切りした後にもかかわらず、名中生諸君はしっかりと気持ちを切り替え、日常の学校生活に戻っても精一杯「願生る」姿を見せています。むしろ、学校祭で得た成果を生かして、今まで以上に向上心をもって前向きに取り組む「心の力」を身につけたようにも感じます。生徒が持ち合わせている「スイッチ力」の高さに感服です‼