2年:歯磨き教室の実施~歯の染め出しで自己点検~
- 公開日
- 2026/07/03
- 更新日
- 2026/07/03
R8学校日記
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本日3限目に、2年生を対象に「歯磨き教室」を実施。この時間は、養護教諭の先生が授業を行いました。
まず初めは、2年生の歯磨きに関する実態を確認。中学生ともなると食後の歯磨き習慣は定着しているようで、本校2年生も1日3回の歯磨きがしっかりできているという生徒が全員でした。定期的に歯科医に通っているという生徒も1/3以上いたでしょうか。そのためか2年生で虫歯がある生徒はなんと0人。県内中学生で虫歯がある生徒の割合は約33%と全国平均(約25%)よりも高い傾向にあることを踏まえると、本校2年生はたいへん優秀と言えるでしょう。
しかし…です。歯の病気は虫歯だけではなく、歯茎の状態にも現れるのだそうです。それが「歯肉炎」というものです。歯周病の初期段階で、歯垢(歯にたまる垢)が原因で歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなっている状態です。放置すると歯を支える骨が溶ける「歯周炎」に進行する恐れがあるそうです。この歯肉炎の主な原因が「歯磨きの際の磨き残し」による歯垢とのこと。
そこで今回は、どれだけ丁寧に歯磨きができているかを確かめる「歯の染め出し」を行うこととしました。染め出し用の錠剤(カラーテスター)を口に入れてかみ砕き、歯全体にまんべんなく行き渡らせます。すると磨き残しがある部分が特に赤く染まる…という仕組みです。これにはさすがの2年生も及び腰に…。口の中が真っ赤になるのが恥ずかしい、それを人に見られるのはもっと恥ずかしい、ましてそれをタブレット端末で撮影して記録するなんて…とのこと。分からないでもないです。
しかし、今回の活動の目的は「自分の磨き癖や歯の汚れが溜まりやすい場所を正確に知ること」。歯の染め出しはそのための有効な手段となります。染め出しによって磨き残しが赤く「見える化」されるため、自分のブラッシングの弱点を客観的に自覚できるでしょう。養教の先生の説明に納得した2年生は、さっそく錠剤を口に入れ、赤く染まった口腔内を鏡に映して要チェック。そこには、ありのままの自分を知った(であろう)2年生の姿がありました。
それでも心配は無用…との先生の言葉がありました。普通の歯磨きだと誰でも磨き残しはあり、また歯並びによっては磨き切れない箇所も出てくる…とのことでした。そこで先生から「正しい歯磨きのポイント」を教わりました。歯ブラシの持ち方・歯に当てる角度(直角)・こすり方(歯2本分ずつ)・こする力加減(200g)・こする回数(1ヶ所20回)など基本的な事柄に加え、歯並びに応じた磨き方や歯ブラシ以外の用具についても説明を受けた2年生。鏡を見ながら、特に赤く染め出された部分を中心に丁寧にブラッシングしていきました。ひらすら黙々と歯ブラシを動かすこの時の2年生の集中した姿はさすがでした。健康な歯を一生維持するための「正しいブラッシング技術」を身につけるきっかけになったことでしょう。
「自分はしっかり磨けている」などと過信することは一切なく、今回の歯磨き教室にて謙虚に自分の歯磨きの仕方を見直した2年生の皆さん。自分の健康は自分で守るという「自立心」と「自己管理能力」を今まで以上に高めることができたことと思います。基本的な生活習慣を身に付けている2年生ですから、今後はクラスのみんなで健康意識を高め合うことも期待できそうです。