2年朝の読み聞かせ
- 公開日
- 2026/05/14
- 更新日
- 2026/05/14
R8学校日記
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昨日のマラソン大会の疲れも見せず、今日も元気に登校する名中生。
「ぜんぜん筋肉痛はありません」。これはある1年生の言葉ですが、部活動に本入部して2・3年生とともに練習に励む中、気力・体力ともにアップしているのでしょう。何より毎日長い通学路を自転車通学しているのですから、根気・粘り強さといったものも今まで以上に培われているものと思います。
さて、今日は2年生を対象に「朝の読み聞かせタイム」を行いました。時間前には全員が席に着き、静かにボランティアさんを待つ2年生。時間を見て常に余裕をもって行動できるところはさすが2年生です。
今日の読み聞かせの絵本は「ぼくがラーメンを食べるとき」(長谷川義史作)。ボランティアさんは今日の絵本のテーマにさりげなく触れつつ、「今、自分が何かをしているとき、いろいろな国の人はどんなことをしているのかな…そんなことを想像しながらぜひ聞いてください」と2年生に語った後、読み聞かせを始めてくださいました。
「ぼくがラーメン食べている時、隣でミケがあくびをした。ミケがあくびをした時、隣のみっちゃんが(テレビの)チャンネルを変えた。隣のみっちゃんが…」。平和でのどかな日常の様子が語られていたかと思いきや、途中から別の国の全く異なる状況が語られます。「どこかの国の女の子が水を汲んでいた…その隣の国の男の子が牛をひいていた…そのまた向こうの国の女の子がパンを売っていた…そのまた山の向こうの国の男の子が倒れていた…」。同じ子どもなのに、別の国では一生懸命働いていたり、戦争の真っ最中に置かれていたりする子どももいるという現実。日本の一人の男の子がラーメンを食べている日常から、地球の裏側で過酷な現実に生きる子どもたちへと視点を広げながらその様子を描いた作品で、平和の尊さについて考えさせられました。
本当にそんな世界が実在するのか…と信じられない生徒もいたかもしれませんが、実際には中東地域・ガザ・ウクライナ・スーダン・ミャンマー・リビア・イエメンなどといった地で紛争・内戦が実際に起こっています。それに対して私たちの日常の「当たり前」がいかに幸せなことか…そんなふうに捉えられると、日々の苦労や困難にぶつかっても、それに立ち向かっていったり、耐え忍んでいったり、乗り越えて行ったりする勇気・根気・粘り強さが今まで以上に発揮できるのではないでしょうか。
「今、自分が何かをしているとき、いろいろな国の人はどんなことをしているのかな…そんなことを想像しながらぜひ聞いてください」。改めてボランティアさんの最初の言葉を思い出すと、本日の読み聞かせを通してボランティアさんが2年生に届けたかったメッセージが理解できそうです。
やはり本には豊かな生き方につなげるためのメッセージが含まれていると言えます。今日は通常の朝読書を行っていた1年生と3年生ですが、全員がそれぞれに選んだ本を読みふけっていました。きっと何かしらのメッセージを受け止めつつ、自身の世界観を広げていた…だろうと思います。今年の「こどもの読書週間」期間は終わりましたが、今後も本とつながり、関心を高めていってくれることを願っています。