学校日記

3年保育実習~懐かしの場所で笑顔満開!~

公開日
2026/06/29
更新日
2026/06/29

R8学校日記

 本日の2~3限目に、本校3年生が家庭科学習の一環として校区内のこども園を訪問し、保育体験学習を行いました。生徒にとっては、かつて自分たちも通った懐かしのこども園です。当時の思い出に胸を膨らませながら、ちょっぴり緊張した面持ちで園の門をくぐりました。

 最初に出迎えてくださったのは園長先生。3年生が在園時に担任をされたということで、生徒一人一人のことをたいへんよく覚えていらっしゃいました。当時の生徒にまつわるエピソードも聞かせていただきました。もちろん微笑ましいことばかりです。

 今回の実習は、グループごとに3・4・5歳児の各クラスに分かれての「ふれあい体験」。3年生はこの日に向けて、家庭科の授業の中で園児の年齢や発達段階に合わせた「手作りおもちゃ・遊び道具」を製作してきました。「どうすれば園児が喜んでくれるか」「けがをせず安全に遊べるものは何か」など一生懸命考え、まさに探究しながら製作した真心と愛情がたっぷりこもったおもちゃです。

 いよいよ園児とのプレイタイムが始まると、さっそく準備してきた手作りおもちゃの出番です。各教室では、紙コップや段ボール、色画用紙などを使って工夫して作った「もぐら(ワニ)たたきゲーム」「ビー玉迷路ゲーム」「輪投げゲーム」・「ミニボウリングゲーム」など、たくさんの遊び道具が披露されました。

 すると途端に目を輝かせる園児たち。3年生が「こうやってたたくんだよ」「ここを目がけて投げるんだよ」「すごい!上手!」と優しく声をかけながら盛り上げると、どの教室の園児もすぐに夢中になって食いついてきました。園児の目線に合わせてしゃがみ込み、ルールを優しく教える3年生の姿は、普段の学校生活とはまたちがった優しくて頼もしい「お兄さん・お姉さん」の顔そのものでした。

 さらに、広い遊技場(プレイルーム)では、元気いっぱいに鬼ごっこがスタート!園児たちのすばしっこさと底なしの体力に、中学生もタジタジになりながら、広いスペースをちょっぴり全力で駆け回りました。遊技場には、園児たちの高い歓声と、中学生の楽しそうな笑い声が響き渡り、熱気に包まれました。3年生にとっても童心に帰り、無邪気に体を動かすことの楽しさを再発見する素晴らしい時間となったようです。

 こうして1時間あまりの楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時がやってきました。最後は、名残惜しそうにいつまでも手を振って見送ってくれる園児たち。3年生も「またね!」「元気でね!」と何度も振り返り、別れを惜しみながら学校への帰路につきました。

 今回の保育体験学習ですが、教科書で学ぶ「幼児の発達」を身をもって体験するたいへん貴重な機会となりました。自分たちで作ったおもちゃで誰かが笑顔になってくれる喜び、言葉のかけ方一つで園児の反応が変わる難しさと楽しさなど、生徒一人一人が多くの気づきを得たようです。また、自分たちもこうして地域や先生方、家族に温かく見守られて大きくなったのだ…という感謝の気持ちを抱くきっかけにもなったのではないでしょうか。

 この度の保育体験ですが、快く中学生を受け入れ、貴重な学びの場を提供してくださったこども園の先生方、園児の皆さん、本当にありがとうございました。どこまでも心優しきお兄さん・お姉さんの姿を見せてくれた3年生諸君のことです。きっと今回の実習で得た学びや地域とのつながりの大切さを、これからの学校生活や将来の進路選択にも活かしていってくれるものと思います。今日の3年生の「願生り」は100点満点です!