3年朝の読み聞かせより~何事もピンチはチャンス~
- 公開日
- 2026/06/12
- 更新日
- 2026/06/12
R8学校日記
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昨日(6/11:木)、3年教室にて「朝の読み聞かせタイム」を実施しました。
「仲の良い友達とちょっとしたことで気まずい関係になってしまったことはないでしょうか」。こんなボランティアさんの言葉から始まったこの日の読み聞かせ。紹介された絵本は「くれよんがおれたとき」でした。
「わたし(さくら)」と「ゆうちゃん」は毎朝一緒に登校する大の仲良し。ある日、学校の写生会の絵をわたしの家で一緒に仕上げていたとき、わたしの大切にしている新品のクレヨンの一本をゆうちゃんが折ってしまいます。ぎくしゃくするふたりの関係。数日後、クラスでゆうちゃんの絵をコンクールに出すと先生が発表した時、ゆうちゃんは自分の絵を出してほしくないと伝えます。その時わたしは、ゆうちゃんが自分のことを気にしていることに気づいたのでした。そして、わたしはみんなの前でいつもは出せない大きな声で自分の気持ちを伝えます。そのことで、二人の絆はさらに強くなったのでした。
ギクシャクした関係を経てお互いの気持ちを理解し、再び本当の友達として向き合っていく…そんな過程がこの絵本の主題と言えるでしょう。一見、小学生向けの絵本のように思えますが、教室内は水を打ったように静まり返り、3年生は真剣な眼差しで聞き入っていました。「相手の立場になって考える」「自分の弱さと向き合う」という絵本が伝えんとするメッセージが、3年生の心に深く響いた…のではないでしょうか。読み聞かせが終わった後の3年生の表情はやさし気で、教室内は穏やかな空気に包まれていたように思います。いつもの読み聞かせタイムとまた一味ちがった「心のサプリメント」のような貴重な時間となりました。
思えば本校生徒はほぼ全員、こども園時代からずっと一緒に過ごしてきた仲間・間柄です。今回の絵本と似たような出来事・いさかいもあったのではないでしょうか。そういったことを乗り越えてきたからこそ、今の姿・関係性があるのだと思います。
今日も、登校したらお互いに気持ちの良い挨拶を交わす生徒同士の姿を見ました。授業ではペアやグループ活動で協力して取り組んでいる生徒の様子を見ました。また一人の生徒の活躍を周りのクラスメートが讃える光景も見ました。きっとたくさんのピンチを乗り越えながら、仲間とのより良い関係性を築いてきたものと思います。やはり何事も経験。そしてピンチはチャンスです。